就活 その6

 本日の面接は、大手産業機器メーカーのちょっと地味な子会社だ。 
いつもと違うのは、転職コンサルタントも、面接に同伴してくれる事だった。 
通勤も60分以内の距離なので悪くない。

 コンサルタントによると、
最初に、会社の事業説明がされ、
そのあと、職務経歴の自己紹介と自己PRをして、
最後に英語で、再び経歴の自己紹介を、スピーチするらしい。 

 実は、面接直前、ガチガチに緊張してしまった。  
昨夜、他で応募していた外資系企業、財閥系の一部上場企業など、
4社からの回答があり、すべて書類審査で不合格となった。

 理由は、応募者多数のための足きりが3社、残りの1社は、
縁故で入社が決まったので求人が中止となったそうだ。

 現況、他に応募した会社は、ほぼ全滅状態となった。

 "崖っぷちだ 今日ここで失敗したら、もう後がない・・・" 
 真剣になるほど、心臓が高鳴る。

 そんな訳で、かつてないほど、緊張したのだが、
コンサルタントが気を使って面接直前まで雑談をしてくれた。
応接室で差し出された、お茶を飲む手に力が入らず、微妙に震えた。

 そして面接が始まった。
最初に、日本語で経歴を話すのだが、
緊張のせいで、話すピッチが異様に速かったと思う。
日本語での話が終わると、同じ事を英語で話すよう言われた。 

 "つ、ついに来た・・・"

 一呼吸おいてから、話し出した。
挨拶から始めて、自分の経歴を英語で説明した。 

 事前に、話すポイントだけは英訳して準備してあり、
電車の中で、目を通しておいた。 

 しかし、実際に話しだすと、原稿の内容は頭から蒸発してしまう。 
それでもなんとか誤魔化しながら、10分程度スピーチをした。 

 後半は、英語での質疑応答となった。 
落ち着いて話したかったけれど、英語を話すピッチは、更に早口になる。 
文法的には間違いもあったが、 機関銃のように話しまくったので、
なんとか流暢に話せるという印象は、あったかもしれない。  

 面接の後半は、完全に開き直ったので、緊張は吹っ飛んでいた。
最後は、人事担当者の笑顔で面接は終了となった。 
少しは可能性があるかもしれない。 

 結果は、1週間で出るらしい。

クイズ・ミリオネアのBGMが、空耳で聞こえてくる。
首を、ピカピカに、洗って待つことにしよう。



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